記事一覧

西郷どん #01「薩摩のやっせんぼ」

林真理子先生が原作と聞いて、1ミリも見る気がなかったわけですが(笑)。でもまぁこの二年間が地獄の悪夢のようなクオリティだったので、案外見れた(笑)。作品として良質なのか、当方の視聴者レベルが二年間で相当下がってしまったのかは疑問?。

島津斉彬様…えらく持ち上げて描かれていますねぇ(笑)。
でも実際、そんな感じの人だったそうです。極端に言えば、日本史上の奇跡と読んで差し支えないくらい。

どのあたりが奇跡かっちゅーと、この才能が、この時期に、島津家の世子として誕生したことがですよねぇ。

一方、お父君の斉興様が、まるでオバカ(笑)。ちょっとヒドイねぇ。まぁ普通レベルの藩主ですよ。斉彬様が偉大過ぎるだけで。
この辺の事情に関しては全く説明がないので、分からないよねぇ(笑)。


事の起こりは、先々代である島津重豪様。斉興様の祖父で、斉彬様の曽祖父ですね。

歴代徳川将軍中、最も豪奢な生活をしたといわれる、11代将軍徳川家斉様が、自分も島津重豪様程度には贅沢に暮らしたいと言ったという史実が、もう説明のすべてだよねぇ(笑)。

豪傑気取りというか、実際豪傑だったわけですよ。
でも天下泰平の時代。豪傑なんて生きる場所がないわけで。持て余したエネルギーは方向性を失い、それがぜーんぶ文化事業へ行っちゃった人です、ハイ。いわゆる産まれる時代を間違えたって奴ですね。もう少し前か、もう少し後に産まれるべき人だったのですよ。

派手好きで、西洋好き。自身もオランダ語を勉強し、シーボルトと直接面談し、幕府に特別許可をもらって長崎に行きオランダ船に乗船したり、紡績機械などを輸入したりと、もうやりたい放題(笑)。人間の性能として、優秀極まりない人ではあったのですが(アセアセ)。

そして非常に残念なことに、重豪様は偉大な文化人ではありましたが、政治家ではありませんでした(涙)。

費用は、ぜーんぶ借金で賄ったわけやね。歳入を増やす思想がそもそもなかった。経済観念ゼロの政治家なんて、もう悪夢以外のナニモノでもありませんな。

その借金、実に五百万両。利息だけで五十万両以上。年間の藩費が十九万両必要なのに、歳入が十四万両しかないのだから返せるわけがない(笑)。

当然、そうなるともう借金そのものができなくなる。返ってこないと分かってる金を貸す商人なんているわけないよね。家来を扶持するどころか、逆に献金させるわ、知行地は借り上げるわ、百姓に苛斂誅求し過ぎて逃散させるし、もう無茶苦茶。
挙句に藩邸が破損して、雨漏りしても修理すらできない。

重豪様が金二分必要になって、江戸の七つの藩邸全部を探させてどこにもなかったという惨状に直面し、とうとうギブアップ。

ここで調所笑左衛門様が登場するわけですね。重豪様は財政再建を調所様に全権委任。調所様は二十年かけて借金を返済し、そればかりか百五十万両の余剰金まで積み上げたわけです。

寒気がするほどの凄腕の経営プロフェッショナル(驚)。そのかわり相当無茶をしたようですが。例えば密貿易とか。


斉興様は、そんな経済的破滅の危機に直面し続けてきただけに、金に関して厳しいというか、もう恐怖しかないわけですね。

そんなわけで、斉彬様に対してどうしてもあーゆー態度に出てしまうわけです。


にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

Amazonのおすすめ

プロフィール

pppppinco

Author:pppppinco
FC2ブログへようこそ!