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西郷どん #08「不吉な嫁」

ペリーさんの襲来に際し、斉彬様は薩摩藩の軍備増強を急がせます。

斉彬様の外交理念は、平和親善を第一義としていますが同時に、侮辱には断固とした態度を取るという立場も明確にしています。
要はバランスなんだけどねー。軍事力と交渉力は、国家間外交における両輪ですよ。どちらに偏ってもいけない。

これにより育成された軍事生産力が、後の幕末戦争で薩摩藩へ有利に働くのですが、それはまだずっと先のお話。

更には、幕府に対して、薩摩藩の存在感をアピールし、政治的発言権の強化を画策します。篤姫を養女にし、江戸に送るのもその一環かなー。

まず幕府に対する発言力を増し、自分の意志を政策に反映させる。そのためには国内の権力闘争に打ち勝たなくてはならない。

権力闘争というと、一般に悪いイメージがありがちだけど、目くじら立てて非難すべきものでもないですねー。何故なら、権力の自浄作用という側面があるから。

党派閥同士が競い合うことで、組織の新陳代謝が起こり、活性化がなされ、弱ったり腐った部分を削ぎ落せる。悪い箇所は、相手の足を引っ張る攻撃材料になりますからねー。
そうやって権力は健全化される。逆に権力闘争のない国や組織なんてのはダメでしょう。癒着と腐敗で動脈硬化を起こすのが関の山です。

ゆえに権力闘争は必要悪と呼べる代物ですが、結局人間のすることなので、必ずしも理屈通りにならないのも事実ですが(苦笑)。


一方、西郷どんは江戸行きを命じられるも、旅費がない(涙)。まぁこういう場合、特別に支度金を下賜される方が稀でしょうねぇ。

主君に召し抱えられ、先祖代々禄を頂き、武士としての特権を認められてきたのは、前提としてこーゆー時のためだしなー。いわば、費用は先払い済。
藩に対して、ケチと言えなくもないけど、文句を言える立場でもナイナー。

そんなこんなで散々もめた挙句、あえなく離婚(涙)。貧乏はツライネー。

まぁあのお嫁さんも悪くはないですよ。ドラマとしては、かなり無理やりでも良く描くようガンバってましたが(苦笑)。

男の仕事の邪魔せず支える、糟糠の妻というのが美談になりがちですが、だからといって家庭第一に優先する夫を求める女性の在り方を非難するのは、間違ってると思うのですよ。

それはそれで、その女性の生き方であって、否定されるべきじゃない。まぁ巡り合わせが悪かったというか、ブリーダーの組み合わせが悪かったというか(笑)。

ましてや、西郷どんは将来、薩摩どころか、日本の大英雄になる男であって、須賀さんの望む夫とはかけ離れています。

条件が違い過ぎるのだから、さっさと関係を解消し、互いに再出発した方が時間の無駄がなくてよいですね。

この辺の、さばさばした描写がとてもよかった。当人同士がゴチャゴチャネチネチやるのではなく、家が直接出てきて、サパッと関係を解消する。

元来、日本の婚姻関係なんてのは、こーゆーサッパリしたもののだったはずなんですけどね。明治以降、アーメンソーメンの価値観が入ってきてからだろうか?。結婚に、形而上学的な意味が付加されるようになったのは。よく知らないけど。

ヨーロッパなんて結婚を神聖視し過ぎて、人間置いてけぼりで、もう無茶苦茶になってるもんなー。
アーメンソーメンは元々、離婚を許さない教義だし。なもんで、女が男遊びをするのは結婚してからとか意味が分からない(頭痛)。特にフランスでは、人妻じゃないと王の愛人になれないとか、もう意味不明。


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