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西郷どん #ドラマ妄想(大久保満寿さん)

初めて出会った時、目を惹かれたのは、やはり、容姿じゃなかったのかなー。

大久保さんの奥さんとなった、満寿さんのことデスヨ。

明治維新後のことですが、外国公使たちは、日本の国力がまだ微弱なのを侮り、明治政府の役人に対し、随分と無礼な態度をとる人が多かったそうです。

そんな彼らが、ただひとり、大久保さんにだけは、そんな態度をとる人が皆無だったそうで。
大久保さんの部屋に入った途端、恐縮した様子で早々に用談を済ませ、逃げるように帰ったらしいです。

圧倒的な威厳。当時、大久保さんが内務省に登庁してるか否かは、門を入っただけで分かると言われ、水を打ったような静寂さを保ったそうです。

当時の日本は、まるで、まだ生まれたばかりの雛のような脆弱さでした。
大久保さんは、極論すれば、そんな日本の尊厳を、列強諸国の侮りから、己が容姿ひとつで、守り続けていたのだと言えなくもない。

大久保さんの容姿は、当時の日本という国家の重みより、上だったワケヤネ(笑)。


そんな国家レベル(?)の容姿だった大久保さんとの出会い。
もうズゥキュゥゥーン!じゃないですか(笑)。ズゥキュゥゥゥーン!(笑)。

無論、大久保さんは容姿のみの男ではなかったわけで。
その知性も段違い。それも、学者のように、現実には何の役にも立たぬ、知識を蓄積するたぐいの知性ではない。

戦うための知性と呼ぶべきか?。明治維新後も、様々な折衝で、内外問わず、あらゆる場面で相手を捻じ伏せるほどの、対人交渉力を伴った知性なのです。

そりゃもう、女心だって、アッサリと捻じ伏せられたことでしょうよ。ズゥキュゥゥーン!ですよ、ズゥキュゥゥゥーン!(笑)。


さて、そんな男を手に入れた満寿さんは、何を思ったか?。

いうなれば、無銘なれど恐ろしく切れる刀が、今偶然、自分の手に入った。この手の内にある。

今生ではもう、二度と出会うことがないであろう、最高の刀。
あるいは、この世で一番かもしれぬと信じたくなるほどの、凄い刀。

人を斬って、みたくは、ならないか。

斬って、斬って、斬って、斬りまくって、この世を屍山血河に変えるほど、殺して、殺して、殺して、殺しまくって、この刀の真価を十全に発揮させ、この世の全ての人間に誇り、見せつけ、二度と忘れえぬように刻み付けたくはないか?。

そんな狂気に取りつかれたとして、誰が彼女を責められよう。一瞬で正気が蒸発し、霧散するほど魅入られるほど、大久保正助は、艶めかしくも凄まじい妖刀だった。むしろ、そんな狂気に蝕まれる彼女が、妬ましい。


満寿さんは、酔ったかもしれない。人生が一変したかもしれない。


しかし、この妖刀を世に出すには、多少の手練手管が必要だった。
大久保正助は、いまだ下級の役人。最底辺とは言わないが、薩摩藩においてはかなり低い地位と言わざるを得ない。

が、ここに天運があった。隣にも、凄い刀が存在したのだ。大久保正助より先に、主君に見いだされ、直接言葉を交わすことさえ許された、出世頭だ。大久保正助は、なんとその刀と親友なのだ。

正直、人望の面で、その西郷吉之助という刀に、大久保正助は及ばないかもしれない。誰よりも先に、主君に見いだされただけあって、天性、人の上に立つ資質を有する凄い刀だ。

が、それ以外はすべて、大久保正助の方が上に思える。逆に、劣る個所など想像もつかない。総じて見れば、自分の刀の方が、はるかに上としか思えない。

微塵も、気後れするべきではない。むしろ、西郷吉之助という刀を、自分の刀を世に出すための踏み台として、利用しなければならない。

さぁ何でもしよう。そのために、誰が死のうが、誰が地獄に堕ちようが、知ったことではない。
むしろ、死ね。この世の全ての人間よ、大久保正助のために、死ね。
喜んで、死ね。嬉々として、死ね。迷わずに、死ね。一瞬もためらわずに、死ね。即、死ね。
無論、私も死のう。死んで微塵の悔いなく、狂い咲く花は、ここにあるぞ。

婚礼の翌朝。満寿さんは、もう、すっかり、旅支度を整えている。

「うちの旦那さぁは、まっこて、よか友をおもちです。」

そう告げた、満面の笑み。その下に隠した夜叉の心。


この後、西郷吉之助は逆賊として横死するが、大久保さんは自身の能力を十二分に発揮し、自身の存在を日本中に知らしめ、文字通り日本を背負う男となって、満寿さんの願望を完全に実現させる。

が、それも長く続かない。西郷吉之助と大久保正助の死は、ほぼ同時期と言っても差し支えないほどに、間隔が短い。

大久保さんが暗殺された瞬間、満寿さんもその命数を使い果たし、同じ年に死ぬのである。


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